NEWS

【重要】2025年10月にWindows 10のサポート終了!今やるべき準備とは?

2025.04.10(木)

お知らせ

【重要】2025年10月にWindows 10のサポート終了!今やるべき準備とは?


2025年10月14日――
この日をもって、マイクロソフトによるWindows10の公式サポートが終了します。

長年にわたって多くのユーザーに親しまれてきたWindows10ですが、ついに一区切りを迎えます。サポート終了は、単なる「お知らせ」ではなく、セキュリティや使い勝手に大きく影響する問題。この記事では、サポート終了がもたらすリスクや、これからの選択肢についてわかりやすく解説していきます。

■ Windows 10のサポート終了って何が問題なの?

まず、「サポート終了=使えなくなる」わけではありません。Windows 10は、サポート終了後もそのまま使用可能です。

しかし、ここで重要なのは“セキュリティ更新が一切提供されなくなる”という点。

日々進化するウイルスやハッキングのリスクに対して、守ってくれる盾がなくなるようなものです。特に、オンラインバンキングやショッピング、業務利用などをしている人にとっては、かなりのリスクになります。

■ なぜWindows 10は終わるのか?

Windows 10は2015年に登場し、「最後のWindowsになる」と言われていました。が、2021年にWindows 11がリリースされ、マイクロソフトの戦略が転換された形です。

OSのライフサイクルには限りがあり、10年サイクルでのサポート終了は決して珍しいことではありません。むしろ、最新技術への移行を促すためには必要なプロセスとも言えます。

■ 自分のPC、Windows 11に対応してるの?

ここが多くの人にとって最大の悩みどころです。

Windows 11には厳しめのシステム要件があります。たとえば「TPM 2.0対応」や「第8世代以降のIntel CPU」など、一部の比較的新しいPCでなければ対応できません。

確認方法は以下の通り:

  1. スタートボタンをクリック
  2. 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」
  3. 「PC正常性チェックツール」を使って互換性を確認

もし条件を満たしていれば、無料でWindows 11にアップグレードできます。

■ Windows 11にできないならどうする?

対応していないPCでも、いくつか選択肢があります。

① パソコンを買い替える
セキュリティを考えると、これが最も安全な選択。新しいPCは性能も上がっており、操作性や起動速度にも満足できるはずです。

② Windows 10を継続利用(※非推奨)
インターネットを使わず、閉じた環境での利用なら可能ですが、それでもリスクはあります。特に企業利用や個人情報を扱う方にはおすすめできません。

③ 拡張セキュリティ更新(ESU)を導入
マイクロソフトは有料でセキュリティ更新を提供する「ESU(Extended Security Updates)」を法人向けに用意しています。一般家庭ではあまり現実的ではありませんが、事業者にとっては一時的な延命策となります。

■ データのバックアップ、忘れてませんか?

PCを買い替える、もしくはアップグレードする前に、大切なデータのバックアップは必須です。

・外付けHDD
・USBメモリ
・クラウドストレージ(OneDrive、Google Driveなど)

写真やドキュメント、アプリの設定など、忘れがちなデータも一度棚卸ししておきましょう。

■ 最後に:今動けばまだ間に合う!

2025年10月というと、まだ先のように感じるかもしれません。ですが、PCの買い替え、データ移行、環境再構築など、やることは意外と多いです。

特に企業や教育機関では、一斉に準備するとなるとかなりの時間と手間がかかります。

だからこそ、「今」が大事。

Windows 10の次の一歩、早めに計画を立てて、安心・安全なPCライフを続けていきましょう。

トップへ